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滋賀県大津市でいじめを受けていた男子生徒が自殺した問題で、警察は夏休み中に集中的に生徒らから事情を聴く方針を固めました。
来月中をめどに事実や原因を究明するということです。
滋賀県警は１１日夜、大津市教育委員会と中学校を捜索し、生徒指導やいじめに関する資料など、およそ１３０点を押収しました。
警察によりますと、捜索の容疑は去年９月の体育祭で自殺した男子生徒に対し、同級生３人が生徒の手足を鉢巻きで縛るなどした暴行容疑です。
警察は、夏休みなどに集中的に生徒ら関係者の聴取を行い、来月中をめどに３人を立件するかどうか判断するということです。
学校が捜索されるという異例の事態に、生徒たちからは不安と安堵の声が聞かれました。
「警察が入るぐらい大きなことになって怖い」
「安心。隠してたことを公にしてくれそう」
「遅い。死ぬ前にやってあげてほしかった」（中学校の生徒）
また、捜索を受けた教育委員会は、「捜査に全面的に協力するとともに、
スクールカウンセラーを増員するなど生徒らに配慮したい」としています。（12日11:36）
TBS系（JNN） 7月12日(木)12時40分配信 大津中２自殺、夏休みに生徒ら聴取
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