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心臓の弁が十分に開閉できなくなる僧帽弁閉鎖不全の治療のため、
入院先の聖路加国際病院（東京都中央区）で１１日に僧帽弁の機能を回復する手術を受けられた三笠宮さま（９６）は１２日午前、
意識が戻り、心臓や腎臓などの機能低下を示していた数値も改善している。
宮内庁によると、同日午前１０時現在、血圧や脈拍、尿量、呼吸などの数値の改善が確認されている。
人工呼吸器を使っているため、体への負担を考えて、うつらうつらした状態に保たれているという。
高齢の三笠宮さまは感染症など合併症の注意が必要で、１週間は特に厳重な術後管理が続く。
三笠宮さまの容体が悪化した７日以降、
連日お見舞いを続けている三笠宮妃百合子さま（８９）はこの日も午前１０時前から約１時間、同病院を訪問された。
読売新聞 7月12日(木)12時54分配信
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