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平成24年7月23・24日。滋賀県大津市で行われた献血運動推進全国大会に
参加されるため皇太子殿下の巡幸があった。
午前9時頃に大津プリンスホテルを出立された殿下は近江大橋を渡られ
草津市の琵琶湖博物館へ向かわれた。
この日、御順路の沿道では約40箇所の奉送迎が実施されていた。
そのとき、辻辻から直訴状を持った者たちが警官隊を振り払って
殿下に直訴を始めた。
「草莽の微臣、誠恐誠惶頓首頓首、謹んで奏す。
伏して惟うに、臣田間の匹夫、敢えて規を踰え
法を犯して鳳駕に近前する、其の罪実に万死に
当たれり」
で始まり
「大津の地亦殿下の一家にあらずや。
大津の民亦殿下の赤子にあらずや」
で終わる直訴状は、いじめにより命を絶たれた中学生の無念とその事件を
隠ぺいしようとする教育委員会並びに行政当局の非を打ちならずものであった。
この大量直訴の責任をとり、越直美大津市長と沢村憲次教育長は辞任。
木下三治大津警察署長は更迭され、数人の滋賀県警幹部が譴責処分された。
世にいう大津事件である。