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自殺した少年の残した詩
僕の目をあげる
もう君を見なくて済むのなら
僕の耳をあげる
もう君の声を聞かなくて済むのなら
僕の口をあげる
もう誰とも話したくないんだ
僕はとても疲れて
このまま眠ってしまいたい
このままだと負けなのだろうか
悔しいけれど 僕は それでも眠ってしまうんだろう
僕はきっと殺されるだろう
ある時は 猫の爪で弄ばれる小さな鳥のように
ある時は 腹を空かした狼の群れの牙で
僕は追いつめられ いたぶられながら
そして確実に殺されるだろう 彼らによって