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「自殺の練習させられていた」生徒回答
去年１０月、滋賀県大津市で中学２年の男子生徒が飛び降り自殺をしました。市の教育委員会は全校生徒を
対象にいじめの有無についてアンケート調査を行いましたが、１５人の生徒が「男子生徒が自殺の練習をさせ
られていた」と回答していたことがわかりました。市は、この事実を公表していませんでした。
去年１０月、滋賀県大津市で、市立中学２年の男子生徒（当時１３）がマンションから飛び降り、死亡しました。
その後、市の教育委員会は全校生徒を対象にアンケートを実施。その結果、男子生徒は、蜂の死骸を口に入
れられたり、何度も暴行を受けていたことが発覚しました。
「寝転ばされて、蜂の死骸を食わされかけていた。（自殺の少し前に男子生徒は）学校に電話したけど、先生が
しっかりした対応とらないで、簡単に（いじめていたとされる生徒を）呼び出して怒って、それだけで」（同級生）
「（自殺の１週間前に）男子生徒３～４人に囲まれてトイレの隅で殴られたり蹴られたり、悪口を言われたりして
いた。死ねとか、うざいとか、消えろとか」（同級生）
「服脱がされて写真撮られたりして、お金を取られたりしていた」（同級生）
さらにアンケートでは、１５人の生徒が、男子生徒が「昼休みなどに自殺の練習をさせられていた」と答えていた
ことが新たにわかりました。市の教育委員会は、これを「事実かどうか確認できなかった」として、これまで公表
していませんでした。