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領海侵犯の台湾人、背後に中国の影
中国、台湾、香港など中華圏の反日団体が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を
めぐって連携を深め、活動を活発化させている。4日に尖閣諸島海域を領海侵犯した
台湾の活動家らは、中国から資金援助を受ける香港の政治団体に所属しており、
現場海域に持っていったのは中国の「五星紅旗」だった。中国メディアは活動家らを
英雄扱いし大きく宣伝している。日本と対抗する際に、台湾の活動家を“先兵”として
使い、日台分断を図りたい胡錦濤政権の思惑がちらつく。
尖閣諸島の領海内に侵入した活動家、世界華人保釣(釣魚島を守る)連盟の黄錫麟主席は
地元メディアとの会見で、同諸島海域で掲げた中国国旗を魚釣島に投げようとしたが、
海面に落ちたエピソードも披露した。「なぜ中華民国(台湾)の旗を持っていかなかったのか」
との質問に「出発を急いだメンバーが忘れた」と説明した。しかし、同団体周辺からは
「6月中旬に香港で開催された(同連盟の)大会で、五星紅旗だけを持っていく決議が
なされていた」との情報が流れている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)