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大津市の市立中学2年男子生徒が自殺したことを巡って行われた全校アンケートで「(男子生徒が)自殺の
練習をさせられていた」との回答を市教委が公表しなかった問題で、市教委が加害者とされる同級生らに
対して直接、真偽を確認していなかったことがわかった。
市教委はこれまで、非公表にした理由を「事実を確認できなかったため」と説明していた。
市教委によると、「自殺の練習」は、生徒16人が回答に記していた。うち実名で回答した4人には聞き取りを
したが、事実は確認できず、それ以上の調査もしなかったという。加害者とされる同級生らにも聞き取りを行う
機会はあったが、「練習」については一切尋ねなかったとしている。
その理由について、市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも
人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に
『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」と説明。
結局、事実がつかめなかったとして、非公表にしたという。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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