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厚生労働省の国民生活基礎調査で平成22年の1世帯あたりの平均所得金額は高齢者世帯で307万2000円、
児童のいる世帯で658万1000円、全世帯平均で538万円と、いずれも前年に比べ0.2%、5.6%、2.1%減少したことが分かった。
また平均所得金額は538万円になったが、61.1%は平均所得以下だった。
特に100万円以下が6.5%、100万円以上200万円以下が13.1%、200万円以上300万円以下が13.3%、
300万円以上400万円以下が13.6%と400万円以下の世帯が46.5%を占めていた。
逆に2000万以上は1%に過ぎなかった。
また、生活が大変苦しいとした世帯は29.1%、やや苦しいは32.4%で全世帯の61.5%は苦しいと回答。
大変ゆとりがあるとしたのは0.5%の世帯だった。
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