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大津市のマンションで昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び
降り自殺した問題で、いじめに遭っていた男子生徒が同級生から暴行を受けていると
して、父親(46)が滋賀県警大津署に被害届を提出しようとしたが、3回も受理を断
られていたことが5日、関係者への取材でわかった。
父親は、男子生徒の死亡後に市教委が実施したアンケート結果や、複数の生徒から聞
き取った暴行などの目撃情報を証拠として、男子生徒が自殺した直後の昨年10月に
2回、市教委が男子へのいじめを認めた後の12月に1回、同署に被害届を提出したい
と相談したが、当時の署の担当者に「被害者がおらず、刑事事件として立件するのは難
しい」と受理を断られた。
父親は「親として、自ら命を絶った息子のためにできることをやり尽くしたかった。
自分ではいじめをした同級生に、事実を確かめられない。学校や警察にお願いしたかっ
たのに、なぜだめなのか」と話す。
大津署は取材に「事実関係を確認してからコメントしたい」としている。
滋賀県では昨年11月、高島市の市立中の男子生徒を全裸にさせ、携帯電話で写真
を撮影したうえ暴行し、排泄(はいせつ)物を持たせて教諭の車にすりつけさせたと
して、県警高島署が暴力行為処罰法違反などの疑いで、同級生3人を逮捕している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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