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★郡山の牛肉から130ベクレル 新基準超えで暫定値以下 県が自粛要請
県は3日、郡山市の農家が出荷し、さいたま市で食肉処理されたた牛肉から、
食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える130ベクレルの
放射性セシウムが検出されたと発表した。
県の牛肉から100ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは、須賀川市の牛に続いて2例目。
牛肉には経過措置があり、9月末まで旧基準値の500ベクレルが適用されるが、県はこの農家に出荷自粛を要請した。
県によると、牛は郡山市の農家が6月に二本松市の繁殖農家から購入した。
二本松市の農家は出荷に合わせて半年以上、放射性物質が基準値以下の餌を与えていたという。
繁殖牛には3月まで1キロ当たり3000ベクレル以下の餌を与えることが認められており、
放射性物質が抜けきらなかったとみている。
郡山市の農家は他に6頭を出荷していたが、いずれも検出限界以下だった。
最初に100ベクレルを超える放射性セシウムが検出された須賀川市の牛について県は、
生産者は東京電力福島第一原発事故前に収穫した稲わらを餌に与えていたが、保管の過程で放射性物質が付着したとみている。
県から出荷される牛肉について、県は県外の食肉処理施設でも全頭検査している。
福島民報 URLリンク(www.minpo.jp)