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官邸がいま最も恐れる男が、細野豪志原発担当兼環境相(40)だという。
「野田総理の側近は、“総理が細野を意識している”と漏らしています。
これは、野田氏が9月の民主党代表選前に解散・総選挙をしないこと、
代表選での再選を狙っており、細野氏を最大のライバルと見ていることの証左でしょう」(永田町関係者)
次の代表選では“選挙の顔”を選ぶことになるが、
「惨敗不可避と見られる情勢の中で生き残りを図る民主党議員たちは、国民受けのいい人を党のトップに据えたい。
“消費増税男”のイメージを引きずる野田氏では選挙は戦えず、リセットが必要なのです」(同)
次期衆院選後には下野が確実なだけに、代表選が総理になる最後のチャンスである。
野田総理の足を引っ張るべく、魑魅魍魎が跋扈するのは論を俟たない。
「前原誠司政調会長は党内で嫌うムキが多く、岡田克也副総理も消費増税路線だったので避けたい。
樽床伸二幹事長代行や馬淵澄夫元国交相、原口一博元総務相らも手を挙げそうだが、20人の推薦人を集められるかどうか。
党内の中間派から大きな支持を集めそうな細野氏を、野田氏が厄介だと見るのは頷けます」(同)
49人にのぼった小沢一郎元代表らによる大量離党劇。これが野田政権に与える影響について、政治部デスクが解説する。
「現執行部には、小沢元代表さえ切れば内閣支持率は上がるという神話があります。が、元代表にはコアな支持層があり、
それがごっそり抜けてしまえば、支持率の好転は期待できない。一気に野田降ろしが盛り上がる可能性すらあります」
一方で細野氏はというと、
「大飯原発再起動には非常に満足しているようですが、政局については黙して語らず。
話したがりで目立ちたがりが多い民主党議員の中にあって、揚げ足を取られないよう沈黙しているのがプラスに働いているようです」(先の関係者)
“獅子身中の虫”小沢元代表を追い出したばかりの野田総理にしてみれば、“虎口を逃れて竜穴に入る”の心境だろう。
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