12/07/04 23:21:23.81 0
「ここから先は有料ですよ、なんてことはやらずに技術は全て公開する。地球は一つです」。
中国からの公務員研修受け入れを発表した高島宗一郎市長のあまりに無邪気な発言に、不安を感じざるを得ない。
中国の公務員を福岡に招き、市で研修を受けてもらう。その数、年間延べ800人。
福岡市が培った水質や大気などの環境技術を学んでもらい、中国で生かしてもらえば、
隣接する福岡市も巡り巡って恩恵を受ける。さらに福岡市が「アジアのリーダー都市」
であることを示すことにもなる。滞在費用は中国側が出す上、社会的地位のある公務員を
福岡に招けば、さらなる観光誘致の呼び水にもなる-というのが大筋の理屈だろうか。
しかし、経緯を聞けば聞くほど首をかしげたくなる。福岡市国際課によると、発端は昨年12月。
中国政府が自国の公務員を研修のため外国に派遣していることを知り、
福岡市側が中国側に受け入れの用意があることを伝えたという。
福岡市側が研修の内容として提示した、海水淡水化技術や下水処理技術、
埋め立て地の活用法などがよほど魅力的だったのか、交渉は順調に進んだという。
中国政府は2009年に韓国・ソウル、10年にはドイツ・ケルン市と同様の覚書を締結している。
福岡市の担当者は「中国政府との覚書の締結は世界で3番目」と胸を張る。
しかし、中国側にソウルやケルンへの公務員の派遣人数や研修内容などの
実績を尋ねたところ、情報提供を拒まれたという。
>>2へ続く
2012.7.3 23:22
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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