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・近年、尖閣問題など日中間の摩擦増大で、反日感情をあらわにする中国人は少なくない。
しかし一方で、日本の文化に関心を寄せ、日本人とコミュニケーションを図ろうと日本語を
学ぶ者も実に多いようだ。現在、中国の日本語学習者は83万人にのぼるといわれており、
日本語能力試験の受験者数では世界最多となっている。中国の書店の語学書コーナーを
見ても、日本語の学習書は英語に次ぐ品揃えだ。
そんななか取材班は、中国人がどのように日本語を学んでいるのかを知るため、広州市内の
大型書店にある日本語学習書コーナーから、ある一冊をおもむろに手に取ってみたのだが、
そこで教えられている日本語がやや「難アリ」なのだった……。
そのテキストの名前は「一個人上東京」。意訳すれば「一人で東京にやって来た」といったころである。
「RAY君の日本日記」「教科書では学べない標準東京弁」という副題もついており、東京に在住歴の
ある男性が、様々な生活シーンにおける「とっさの一言」的な実用口語表現を紹介していくという
構成となっている。早速ページをめくると、まず目に飛び込んできたのがこちらの例文だ。
●例:兄貴、お久しぶりっす。 【画像】⇒URLリンク(nikkan-spa.jp)
ここでは、「です」の俗語として使われることも多い「っす」「んす」の用法を説明したかったようだ。
文語表現と口語表現が大きく異なる日本語では、教科書どおりの言葉づかいでは不自然な場合が
あるのは確か。
それだけではない。さらにページを進めるとこんな物騒な表現も登場するのだ。
●ケンカを売る ●生きて帰れる ●地獄に落ちろ 【画像】⇒URLリンク(nikkan-spa.jp)
このほかにも、「それはやばい仕事だ」「秘密は絶対にしゃべってはいけない」「あいつを
やっちまえ!」といった粗野な表現が満載。こんな言葉が必要になるとは、一体RAY君は
東京でどんな生活を送っていたのか心配になってしまう。ところで同書には彼の顔写真も
掲載されていたので、最後に転載しておきたい。
【RAY君】画像⇒URLリンク(nikkan-spa.jp) (一部略)
URLリンク(news.livedoor.com)