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どう言い訳しようと、糊塗しようと、一見それが華やかで豊かさの象徴のように見えようと、
外国人労働者は雇用という宝を盗みに来ている。
雇用は国の宝だ。魔法の妙薬だ。それがどういう事か、分かるだろうか。
ここにひとりの不良少年がいる。気が短くて、喧嘩ばかりして、少年院に何度も出入りしている、
箸にも棒にもかからない人間だ。それが、親も小遣いをくれなくなって、仕方なく就職して、
たとえば鳶職になる。するとどうだ。現場は一歩足を踏み外せば落命するようなところだし、
まわりは逞しい連中ばかりだし、入れ墨しているのも多い。こちらは不良と行っても、筋肉も
ろくに付いてないような少年だしで、いっぺんに素直になる。鳶職はほかとの取り合いも多い
業種だから、気の強い方が有利なので、まわりからも可愛がられる。一年もすれば、一人前の
職人になる。今はともかく、昔なら、月収50万円まであっという間だ。そうすりゃ、
彼女もできる。子供もできる。反抗的な不良少年が、一家の大黒柱、職場のリーダーになる。
仕事で緊張するので、それ以外の時は人間が丸くなる。すると、地域社会でも頼もしがられる。
雇用が国の宝、魔法の妙薬だと言うのは、まさにこれだ。
外国人労働者は、これを盗みに来ている。まだしも、窃盗団の方が害がないくらいだ。窃盗団は、
金品を盗む。外国人労働者は、人生そのものを盗む。更生の機会とか、営まれたであろう家族を盗む。
外国人労働者は単純労働に就けないと言うが、近所にいくらでもいる。単純労働なら駄目で、
高学歴労働なら良いという、その理由も分からない。高学歴労働なら門戸は狭いと思われるが、
相手は13億の国だ。しかも、嘘が平気な国だ。粒を選ばないなら、大学生の数も多いし、
学歴詐称も行われている。これは泥棒と同じなのだ。金品に手をつけない。警察の厄介にならない。
というだけで、金目当てで外国に来る、という点では同じなのだ。被害を被っているのは、
日本の若者だ。