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関西有数のビーチ、須磨海岸をエリアに持つ須磨海浜公園(神戸市須磨区)でのバーベキューが、
7月1日から全面禁止される。専用エリアも設定され、年間約1万6千人が楽しむ人気スポットだったが、
大量のゴミの放置など県内外から訪れる利用者のマナーの悪さが禁止の原因。夏本番を前に“締め出し”を
惜しむ声も上がるが、休日明けには掃除に追われ「我慢の限界だった」と話す地元住民も多い。
須磨海岸では昨年、入れ墨の露出を禁止するなど規制が相次いでいるが、神戸市は今回、悪質な場合は
条例に基づき罰金を科すなど厳しく臨む方針だ。
◆利用者不満の声
全面禁止を翌日に控えた30日、朝から家族連れや若者グループらが同公園を訪れ、バーベキューの準備を始めた。
週末の午後は300人以上の利用者でにぎわうだけに、今回の市の対応には一様に不満顔だ。友人らと訪れた
神戸市垂水区の男性会社員(27)は「一部のマナーの悪い客のせいでなぜ使えなくなるのか」と語気を強め、
「今度からどこでしようか迷っている」と打ち明けた。
◆地元怒りピーク
一方、地元住民の反応はこぞって「禁止」歓迎だ。もともと同公園でのバーベキューは市の都市公園条例で禁止されていた。
しかし、園内全域(14ヘクタール)であまりにも利用者が多かったため、平成21年から園内の一部(0・5ヘクタール)に
ついて特例としてごみなどを持ち帰ることを条件に「バーベキューエリア」を設定した経緯がある。
ところが、1年間で回収するごみの総量は20年度の約15トンから23年度には約4倍の58トンまで増加した。
地元の南須磨西地区自治連合会の山下浩前会長(72)によると、「生ごみだけでなくコンロや金網が大量に放置され、
休日明けの朝には近隣住民で掃除をしていたほど」といい、「もう我慢の限界だった」という。県外からの利用者が
多いこともあり「土地に愛着がないからマナーが悪くなる。もう応援できない」と住民の怒りはピークに達していた。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(news.goo.ne.jp)