【社会】国民的大問題、高齢出産のリスクを考える・・・京都大学医学部教授の菅沼医師 「できる限り30歳までに初産を済ませて」★3at NEWSPLUS
【社会】国民的大問題、高齢出産のリスクを考える・・・京都大学医学部教授の菅沼医師 「できる限り30歳までに初産を済ませて」★3 - 暇つぶし2ch1:春デブリφ ★
12/07/01 00:51:05.23 0
高齢出産の増加に、歯止めがかからない。6月5日に厚生労働省が発表した昨年の人口動態統計によれば、
平均初婚年齢は男性30・7歳、女性29・0歳でともに前年を0・2歳上回り過去最高を記録。

また、初産時の母親の平均年齢は30・1歳と、初めて30歳を突破。35歳以上の出産も依然として増加傾向にあるという。

世界中の医師に最も読まれている権威ある医学誌『The New England Journal of Medicine』では、
40歳で妊娠した女性の流産率は全体の50%以上、生まれてきた子供がダウン症になる確率は約100分の1になるという調査結果が発表されている。
ちなみに20歳の母親からダウン症児が生まれる確率は1667分の1、25歳では1200分の1であり、実に12〜16倍以上の開きがある。

なぜ、高齢出産のリスクはこれほど高いのか。京都大学医学部教授の菅沼信彦医師が解説する。

「女性が高齢になると、卵子も老化していくと考えられます。卵子は、女性が胎児のときに一生分が作られます。
ですから、卵子が卵巣の中にある期間が長くなるほど、遺伝を司る染色体やDNAにダメージが蓄積され、
細胞分裂の力も低下してしまう。ダウン症をはじめ、生まれてくる胎児の先天的な異常や疾患は、この卵子の老化が原因のひとつになっています。

また、流産はごく普通の妊娠でも1割前後発生しますが、その原因のほとんどが染色体の異常によるものです。
母親が年をとるごとに染色体の異常も起こりやすくなりますから、したがって高齢出産では流産の確率も高まるわけです」

他にも遺伝子異常による先天性疾患には、心臓の変形など重い障害を伴い、生後1年で90%が亡くなるエドワーズ症候群や
パトー症候群などがある。発生割合は3000〜5000分の1と低いが、高齢出産でリスクが高まる点はダウン症と同様だ。

高齢出産のリスクは、胎児だけに降りかかるわけではない。もちろん、母親自身の健康にも深く関わってくる。

長野県の諏訪マタニティークリニック院長で、生殖医療の第一人者である根津八紘医師は
「私の医院では45歳以上の患者さんには不妊治療の受診を一切ご遠慮いただいています」という。その理由を尋ねた。
(続く)
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
※前(★1:6/28(木) 08:01:49):スレリンク(newsplus板)


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