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厚生労働省は29日、「医療情報の提供のあり方等に関する検討会」の会合に、医療機関が
ホームページに記載する内容のあり方を定めるガイドラインの案を提示し、大筋で了承を得た。
同案では、たとえ事実であっても、「肺がんの手術件数が日本一」といった、
ほかの医療機関と実績を比べて優位を示そうとする事項などを、ホームページに
掲載すべきでないとしている。厚労省は、8月にも局長通知でガイドラインを示す。
厚労省案がガイドラインの対象としているのは、医療機関のホームページや、
そのページとリンクしている個人のブログなど。「日本一」などの文言のほか、
「芸能プロダクションと提携している」といった、ほかの医療機関より優れているとの
誤解を患者に与えかねない表現は、事実であっても掲載を控えるよう求める。
また、▽手術結果をよく見せるため、光の条件を変えて撮影したり、
撮影後に加工したりした手術前後の患者写真▽「一日で全ての治療が終わる」
「どんな難しい症例でも必ず成功する」などの、客観的に事実だと証明できない表現
▽「こんな症状が出ていると、命にかかわるので今すぐ受診を」といった、科学的根拠が乏しい
情報に基づいて過度に不安をあおる表現▽「期間限定の半額キャンペーン」などの、
早急に受診する必要性や費用の安さを過度に強調する表現-などを、掲載すべきでない事項として挙げている。
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