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急増する電力需要を賄うために原子力発電を推進しているインドで、原子力発電所の作業員が放射性物質を
吸い込んで被ばくする事故があり、インド原子力公社が原因を調べています。
これは、インド原子力公社が29日、声明を出して明らかにしたものです。
それによりますと、今月23日、インド西部ラジャスタン州にあるラジャスタン原子力発電所5号機で、
原子炉建屋の中に入って配管の改修工事をしていた作業員2人が、放射性物質であるトリチウムを限度を
超えて吸い込み、被ばくする事故があったということです。
2人は1年間に許容される限度を上回る量のトリチウムを吸い込んだ可能性があるということで、
インド原子力公社は事故原因を調べるとともに、2人の健康に影響がないか経過観察を続けています。
公社は発電所外部に放射性物質は漏れていないとしています。
インドでは現在、およそ20基の原発が稼動していますが、インド政府は経済成長に伴って増え続ける
電力需要を賄うため、今後10年ほどで新たに20基程度の原子炉を建設する計画を立てています。
6月30日 9時3分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)