12/06/29 17:30:35.49 2l5KSKcd0
>>54
この戦車の砲身は国産だよ。
>>81
運用思想でも世界の最先端を行っているから最強と言われている。
戦車砲は105mmライフル砲から120mm滑空砲へと進化してきた。
これ以上の大口径砲も検討されたが、人力による装填が困難になると言う理由で砲弾のサイズは頭打ちに。
弾薬の共通化の問題もあり、砲の直径はこれ以上上げられない。
そこで、ドイツは砲身長を長くすることで威力を増加させようとした。
しかし長砲身は砲身の精度を維持するのが難しく、命中率の低下を招き、さらに市街戦では長い砲身は
邪魔になって戦闘力をかえって低下させる。
そこで10式が採用したのが、これまでの戦車砲がもっていた排煙機を廃止して、装薬のエネルギーのロスを
なくし威力を増加させようと言う技術。
そのため、同じ120mmでも他国の戦車砲より威力が高い。
それ以上に10式が優位に立っているのが、自動装填装置の速さだ。
短時間で2発目、3発目を叩き込み、1発なら受け止める敵戦車の装甲を、連続攻撃で叩き割ろうと言う代物。
これは日本のお家芸で、他国の追従を許さない。
120mmで口径が頭打ちになり、戦車砲の威力がなかなか向上しない閉塞した状況のなかで、日本が先頭を
切って、排煙機の廃止と発射速度向上による威力増大と言う新機軸を打ち出したのだ。
だから、最新鋭と言われているわけ。