12/06/28 18:03:27.29 /9JZz+SR0
フェラも危険
--------------------------
接触感染性のヒトパピローマウイルス(HPV)はガン抑制遺伝子を分解することにより発ガンに寄与します。
HPVが子宮頸癌の原因になることは比較的広く知られているかもしれませんが、
口腔癌や舌癌などにも関与することや、手や口による性行為でも感染すると
いうことはあまり知られていないようです。
「男には関係ない」と思っていた男性も多いのではないでしょうか。
ニューヨーク州バッファローのロズウェル・パーク癌研究所の研究者たちは
頭頸部癌の予防のため若い男女へのHPVワクチン接種の必要性を主張しています。
頭頸部癌(唇・口腔・鼻腔(びくう)・副鼻腔・咽頭(いんとう)・喉頭(こうとう)などに
発生するガンの総称)のうちのいくつかはHPV16(HPVの型の一つ)と
強く関連しているという証拠が増えつつあります。
Thom Loree医学博士によるとHPV16が関与したガンは主に舌の根元や扁桃、
軟口蓋(なんこうがい)に発生するそうです。
過去10年間でロズウェル・パーク癌研究所では咽喉のガンの症例が3倍に増えたとのこと。
外科医のSaurin Popat医学博士によると、2007年からロズウェル・パーク癌研究所では
治療されるすべての頭頸部癌に対しHPVの検査を行っており、継続中の
この検査のデータと保管された2007年以前のガン細胞の検査結果を総合すると、
RPCIで治療される頭頸部癌のうち50~60%がHPV陽性とのことです。
HPVには100種以上の型があり、それぞれに番号がつけられています。
そのうち性行為により感染する群(HPV16やHPV18を含む)は性交だけでなく、
口・膣・外陰部・陰茎・肛門・指のいずれかの皮膚と粘膜との接触によっても
感染するそうです。
またHPVは外陰部・膣・肛門・陰茎・会陰(えいん:外性器と肛門の間)に
おける発ガンに関与することもあるそうです。