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★サムスン製品販売差し止め 米連邦地裁 アップル訴訟で仮処分
・米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁判事は２６日、アップルが韓国のサムスン電子を
相手取り、訴えていたタブレット型コンピューターをめぐる特許権訴訟で、サムスンの
「ギャラクシー・タブ１０．１」の販売を直ちに差し止める仮処分を下した。
連邦地裁のルーシー・コー判事は昨年１２月時点で同様の仮処分申請を退けていた。
アップルの仮処分申請は、スマートフォン（高機能携帯電話）やタブレット型コンピューターに
関する広範な特許訴訟の一環で、先の連邦高裁での判断に基づいており、タブ１０．１に
ついては特許侵害が認められる可能性があるとみられている。
コー判事は、この日の決定にあたり「サムスンにとって、本裁判を経て、その得失が確定する
前の段階で市場から撤退を強いられることは間違いなく痛手となる」と述べる一方で、
「タブ１０．１に対する仮処分がないことにより、アップルが受ける打撃の方が大きい」と指摘した。
スマートフォン市場の２大メーカーである両社は互いにモバイル端末でデザインや技術を
コピーしたとして世界で訴訟合戦を繰り広げている。
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