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兵庫で開催予定のK―POPイベントが、土壇場で中止に追い込まれた。原因はチケットの売れ残り。
イベントの主催会社は破産申請の準備に入り、チケットの払い戻しもできない状況だ。
問題のイベントは6月30日と7月1日に開催予定で、出演者には「KARA」や「超新星」といった韓流のトップアイドルが名を連ねていた。
イベントを主催した大阪市の企画会社「アンフィニジャパン」は、2年前に資本金100万円で設立されたばかり。
これまで一度も音楽イベントを手がけたことはなかった。代理人の福田大輔弁護士が、イベント主催から破産までの経緯を説明する。
「今年初め、ある芸能関係者から『韓国のプロダクションとパイプがある。KARAや超新星も日本に呼べる』と持ちかけられたのがきっかけ。
しかし、当初1万2000枚のチケット販売を見込んだ代理店との契約が取れず、慌てて他で賄おうとしましたが、すでに手遅れ。
プロダクションへの前金や開催準備費用がかさみ、資金が枯渇してしまったのです」
驚いたのは、イベントの不人気ぶりだ。アンフィニ社が直接販売したチケットは約450枚、
「チケットぴあ」などを通じた分が約1000枚。合わせても当初見込みの1割程度に過ぎない。
ぴあはチケットの返金に応じているが、アンフィニ社の分(1500万円相当)は「みるべき資産がほとんどない状態」(福田弁護士)で、
宙に浮いたまま。チケットが飛ぶように売れていれば、こんな事態にもならなかったのに……。
「これが“K―POPブーム”の限界なのです」と言うのは、韓流ライターの鈴木真澄氏だ。
「会場の県立但馬ドーム(約9700人収容)は、大阪や神戸から車で2時間半もかかる上、
複数のアーティストが参加するため、目玉のKARAや超新星の出番はホンの少し。単独ライブならまだしも、多額の旅費や宿泊費を惜しまない
熱狂的ファンはごくわずかです。K―POPのCD売り上げだって、購入者は握手会への参加目当てに1人で数十枚も買う人がほとんど。
ファンの数は『売り上げ』とは比例しないのです」
K―POPブームは、メディアが作り上げた「まぼろし」なのだ。
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