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「大飯原発の再稼働反対」「再稼働は大飯だけでいいのか」。27日に開かれた関西電力の株主総会。
会場内では、経営陣への批判と擁護の不規則発言が乱れ飛んだ。筆頭株主である大阪市の橋下徹市長は、
使用済み核燃料の処分問題や原発再稼働をめぐって質問をぶつけたが、経営陣の見解とはかみ合わ
なかった。一方、会場外には再稼働反対派が詰めかけ、怒号を上げた。
会場となった大阪市北区の梅田芸術劇場。総会は午前10時から始まった。
「当社では(原発事故が起きても)炉心損傷には至らない」。経営陣の説明に対し会場からは
「絶対安全なんてあるか」といった批判と、これに反発するヤジが乱れ飛び、議長の森詳介会長は何度も
「静粛にしてください」と呼びかけた。
橋下市長は午前10時35分ごろに会場入りし、身辺警護を行うSPに囲まれて2階席に着席。資料に
目を落とし、赤鉛筆で印をつけながら質問内容を確認した。
やがて株主からの質疑応答に移ると、橋下市長は即座に手を挙げたが、すぐには当てられず、周囲からは
「まだ早い、落ち着けや」「議長、2階席の橋下さんを当てろ」との声も。3人目の質問者としてようやく
発言の機会を得た。
「使用済み核燃料の最終処分地はいつまでに造られるのか」「原発は何機止まれば赤字になると想定
しているのか」などとまくし立てる橋下市長。質問時間の「1人3分」を超えたと指摘されたが
「あと、もう少しです」とわずかに超過して続け、周囲からは拍手も上がった。
だが、経営陣は「(最終処分地の)立地は検討しているが、まだ報告できる段階ではない」「全ての原発が
止まれば9千億円のコスト増となる。再稼働がなければ継続的な経営が難しいと」答弁。納得いかない
橋下市長は「答弁漏れだ」と主張し、議事停止の動議も求めたが、認められなかった。市長は苦笑いを浮かべ
ながら午前11時45分ごろ、会場を後にした。
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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