12/06/27 16:29:22.09 O48/d9WzO
■「生活保護利用者が205万人超だから、過去最多」は嘘
《保護率》(保護利用者数の人口比)は、まだ1951年の2/3。実質的には、過去最多とは言えない。
◆保護率
▽現行生活保護法において過去最多数の1951年…2.4% ▽2011年…約1.6%
▽1951年当時と同等の保護率になると…205万人の約1.5倍の309万人(現在の推計人口1億2691万人)
このように、実質的に「過去最高水準」と言えるか否かは、「利用者数」ではなく「保護率」で比較すべき。
保護率で見ると、近年増加しているとはいえ、未だ「過去最高水準」には遠く及ばないことに留意すべき。
■生活保護がその役割を十分に果たしているとは、到底言えない
「全ての国民に最低生活を保障する」という生活保護の目的から見ると、貧困率16%(2009年)に対して、保護率は1.6%にとどまり、やっと1/10しか捕捉していない。
資産要件(貯金)を加味しても3割余りの捕捉にとどまる。
諸外国との比較においても、日本の生活保護の《保護率》・《捕捉率》は際立って低い。