【原発問題】政府事故調:「菅氏誤解」の最終報告書案 東電撤退検討at NEWSPLUS
【原発問題】政府事故調:「菅氏誤解」の最終報告書案 東電撤退検討 - 暇つぶし2ch1:再チャレンジホテルφ ★
12/06/26 22:47:21.40 0
 東京電力福島第1原発事故直後、菅直人前首相らが東電から原発からの
「全員撤退」を伝えられたと主張している問題で、政府の事故調査・検証委員会
(畑村洋太郎委員長)は7月23日に公表される最終報告書で、東電は撤退を検討せず
菅氏らの誤解と結論づける方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。
危機的状況で退避検討のきっかけとなった2号機が峠を越し退避の必要がなくなったのに、
官邸の連携不足で菅氏らに伝わらず「全員撤退」という誤解を解消するきっかけを失った可能性があったという。

 この問題については、国会の事故調査委員会(黒川清委員長)も
「東電は全員撤退を決定した形跡は見受けられない」という見解を示している。
政府事故調によると、2号機は11年3月14日深夜にかけて高圧になり、
燃料が露出しているとみられていた。しかし、減圧操作に手間取り、注水できない状態が継続。
当時の吉田昌郎所長は、このままでは燃料と共に圧力容器などが
溶けるなどの事態を考え、退避を検討した。しかし、15日午前1時過ぎごろから
2号機の原子炉圧力が低下。注水が継続的にできるようになり、退避命令は見送った。

 関係者によると、14日から15日未明、官邸側には当時の清水正孝社長から
2号機が最悪の事態になれば退避する可能性が伝えられた。ただ、清水氏は
「退避しても必要な作業員を残す」と明確に伝えていなかった。
さらに、2号機が危機的状況を脱したとの情報は、官邸地下には
同時に伝えられたが、菅前首相らがいた官邸5階には即時に伝わらなかった。

毎日新聞 2012年06月26日 02時30分(最終更新 06月26日 09時20分)
URLリンク(mainichi.jp)
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