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島田荘司氏の著書「死刑囚・秋好英明との書簡集」に刑務所の民営化に
ついて考え方が述べられている。秋好は1976年内妻一家4人殺しで死刑が確定した。
しかし本人は殺したのは母親一人であとは内妻の犯行と主張し冤罪を訴えている。
彼の刑務所改革、及び死刑廃止論を要約する。
死刑制度を廃止し、終身刑とする。ただし仮釈放ありにする。
犯罪被害者遺族に経済的な補償をする。まず国が全て支払い、その金を加害者が
働いて国に支払う。補償金が遺族に支払われた段階で遺族は加害者との接触を
一切断つものとする。
終身刑独自の刑務所を作り、刑務官は刑務と営業活動をおこなう。
受刑者は一日のノルマを4万円以上とし、毎日1万から1万2千円を国に返済する。
1日500円を更生資金として積み立てる。2万は会社の維持費などに使い
残りは受刑者の費用とする。*この金額は1993年現在
問題は受刑者が1日4万以上も利益を上げられるかということ。
終身刑に仮釈放が認められたら今の無期懲役と違いがなくなること。