12/06/25 23:55:49.73 kj/9gyz20
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Q:ニュースでも高齢出産を良く見ます。以前に比べ、高齢出産が当たり前のようになってきたように思えますが、42歳の私もまだ大丈夫ですよね?
A:それは錯覚です。確かに医学が進み、平均寿命も延び、出産の危険も小さくなっていますが、
人 の 生 殖 年 齢 は 江 戸 時 代 と 変 わ っ て い ま せ ん 。
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赤ちゃんのおおもとの女性の卵子は、35歳から45歳くらいの間に健全な卵としての寿命がきます。
受精しにくかったり、受精しても妊娠までいかなかったり、それでみすみす妊娠のチャンスを逃している人が多いのです。
出産時のトラブルや奇形児のリスクも大きくなります。
医学の進歩の勘違いで『高齢出産』『高年出産』は現在死語になりつつあり、産科の世界では大きな問題になっています。
Q:年齢が40歳を超えましたが、生理はまだあのるで妊娠できますよね?
A:残念ながら間違いです。生理が上がる約10年前からほとんど妊娠できません。
健全な卵子がなくなってからも周囲の細胞が10年ほどホルモンを出し続けるので、その作用で生理が起きるだけです。
医師の間では、だいたい42、43歳あたりが妊娠の限界と認識されています。
Q:不妊治療はいくつまでできますか?
A:生理があるうちは妊娠できると思っている人が多いですが、実は生理があがる(閉経する)約10年前から妊娠はほとんどできません。
現在平均51歳で閉経しますが、42~43歳が一般的な妊娠の限界です。
年齢と共に妊娠しにくくなる事はなんとなく分かっている人が多いと思いますが、妊娠の限界、生殖年齢が個人によって大きく違う事はあまり知られていません。
卵子を保存している(作っていません)卵巣内の卵子の在庫の目安である卵巣予備能は、年齢よりも個人の差の方がずっと大きく、「私はいくつだからまだ妊娠できる」という事は通用しません。