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【大前研一のニュース時評】“橋下塾”候補者の決め方バカげている
今月11日には、次期衆院選などの候補者養成を目指して立ち上げた「維新政治塾」の
受講生約2000人の中から915人を正式な塾生として選抜した。
23日の第2期入塾式には東京都の石原慎太郎知事による特別講演も予定されている。
ただ、私はこの程度の活動ではうまくいかないと思う。塾は3月に開講し、5月までに5回講義があっただけ。
その程度のつながりしかない人を衆院議員として立候補させるなんて無理な話だ。
「石原さんの話を聞かせて勉強させます」と言っても、石原さんの話すことは呼ばなくてもわかっている。
維新塾で促成栽培して国政に出します、と言われても、「はい、わかりました」とは、とても言えない。
維新塾は、事前アンケートで「立候補に必要な供託金を出せますか」と尋ね、「出せない」と回答した人は全員落選したという。
橋下氏が、人物の人間性などを理解して国政に送り込もうとしているとは到底思えない。
私は1994年に「一新塾」を開塾し、すでに4000人の卒塾生が出ているが、
国政に送り出したい人はせいぜい1%だろう。その経験から言うと、いい人材がそんな簡単に集まるとは思えない。
アンケートで立候補者を決めていこうなんて、ちょっと人をバカにした話だと思う。
大阪維新の私設応援団長を自認する私でさえ「ふざけるな」と言いたい気持ちだ。
民主党は10年間、国会の場で野党を経験してきても人材不足でこのザマ。維新政治塾もすぐに馬脚を現すだろう。(抜粋)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
■ビジネス・ブレークスルー(スカイパーフェクTV!757チャンネル)の番組「大前研一ライブ」より