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九州大セミナー「地域政策デザイナー養成講座」を受講する社会人と大学院生が23日、
福岡県糸島市であった授業で「九州府議会」をシミュレーションした。国と対等な九州府が
2020年に設立されたとの設定。受講生32人は与野党に分かれて模擬討論をした。
法律案を作り審議する過程を学ぶ狙いで、糸島市二丈庁舎にある議場を利用した。
九州府創設を提言した昨年度の受講生も参加し、政府側としてまず九州府の課題を説明。
続いて、与党が議員提案した「地域資源動員法案」の質疑に入った。
「地域課題を解決する社会的企業を支援するため地域資源を動員する」との趣旨説明に
対して、与党内から「成功が見込めるのか」と懐疑的な質問が飛び出すハプニングもあったが、
党利党略が目立つ本物の国会とは異なり、野党の前向きな提案を盛り込んだ修正案を
全会一致で可決した。
与党の党首役を務めた糸島市職員の阿部聡寛(としひろ)さん(50)は「法案をまとめるため
ネット上で議論を重ねたことが勉強になった」。受講生を指導する九州大産学連携センターの
谷口博文教授は「法律は成立で終わりではなく、そこが始まり。うまく働いているかが重要」と
講評していた。
ソース 西日本新聞 2012年6月23日
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
福岡県糸島市二丈庁舎の議場を使い、地域政策デザイナー養成講座の受講生たちが試行した「九州府議会」
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