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役人時代に原発政策を推進した望月晴文元経済産業事務次官(62)が、
原子炉メーカーでもある日立製作所の社外取締役に、
22日の株主総会で就任することが分かりました。
2010年7月に経産省を退官後、2年近くたったとはいえ、
官僚トップの関連業界への「天下り」は、国民の不信感を招くものです。
■原発新増設「計画」まとめた責任者
望月氏は、1973年4月に通商産業省に入省後、
資源エネルギー庁石油部開発課長などを経て、2000年6月には、大臣官房審議官として、
原子力安全・保安院の設立準備にあたり、01年1月に同保安院次長、
03年7月に中小企業庁長官、06年7月に、資源エネルギー庁長官と、
出世街道を順調に歩んだエリート官僚でした。
■海外輸出推進も
08年7月には、経産事務次官に就任。
10年6月、当時54基だった原発を「2020年までに9基」
「30年までに、少なくとも14基以上」新増設し、
原発依存度をさらに高める原発推進の「エネルギー基本計画」をまとめた責任者です。
民主党の直嶋正行経産相(当時)のもとで、
電力、原子炉メーカーと一体となって原発の海外輸出を推進する国策会社
「国際原子力開発」の設立(10年10月)にも力を尽くしました。
望月氏は、10年7月に経産省を退官後、同年8月、内閣官房参与となり、同年10月、
東電や関西電力の大株主でもある日本生命保険相互会社の特別顧問となりました。
これは、所管企業への直接の再就職といった「天下り」批判をかわすためのものです。
(>>2-以降に続く)
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