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大阪市交通局職員らでつくる大阪交通労働組合(大交)が昨年11月の大阪市長選期間中、
当時の平松邦夫市長への投票を呼びかける法定外の選挙ビラを配った問題で、大阪府警が、
配布に関わった交通局職員13人を公職選挙法違反(法定外文書配布)の疑いで書類送検していた
ことが、捜査関係者への取材でわかった。
市が今年4月に府警に同法違反容疑で刑事告発していた。捜査関係者によると、昨年11月13日
告示の大阪市長選で、職員13人は同15日、交通局庁舎の玄関前付近で出勤する職員らに選挙ビラ
を配るなどした疑いがある。
市によると、13人はいずれも大交に加入。このうちの1人が同14日、大交幹部の署名で
「知人や友人の方に『平松邦夫』への投票を依頼していただけるよう切にお願いします」といった
文言を掲載したビラ900枚を作成し、別の職員1人に配布を指示。指示された職員は残りの
職員11人とともに玄関前付近でビラを配布した。ビラは交通局の各事業所にも送られ、
計約800枚が配られたという。
▽朝日新聞
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