12/06/21 11:40:54.57 0 BE:582028782-PLT(12066)
>>1(の続き)
日本国債への人気はさらに上昇し、円高デフレが高進する。家計は疲弊し、企業は海外脱出の駒を進めるしかない。
税収はさらに激減し、財政収支悪化に歯止めがかからなくなる。
ギリシャの財政破綻はばらまき政策が元凶だ。欧州連合(EU)の基準に沿って付加価値税(消費税に相当)率を引き上げては、
年金など社会保障支出を増やしてきた。足りないカネはユーロの信用をテコに海外から借り入れた。
政府の対外債務比率が7割に達したところでリーマン・ショックの余波を受け、海外の投資家が逃げ出した。
上記の日経社説は興味深いことに、後半部分では社会保障制度の抜本改革の先送りを指摘し、
「これでは穴の開いたバケツに水を注ぐようなものだ」「増税だけが際限なく膨らむ恐れがある」と吐露している。
そう、増税主義の日経ですら、3党合意はギリシャ化の道になるのではないか、と頭の片隅では心配し始めている。
なのに、早く増税せよと騒ぎ立てるのは、財務省による刷り込みのなせる技なのだろう。(産経新聞編集委員 田村秀男)
産経新聞 2012.6.21 10:51
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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