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【毎日新聞】 牧太郎「犯高齢者でいっぱいの刑務所はエレベーター、バリアフリー完備の高齢者棟までできて…福祉施設になっている」 - 暇つぶし2ch1:有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★
12/06/20 00:32:47.50 0 BE:1309565849-PLT(12066)

2件の殺人事件で無期懲役となり、仮釈放を放棄、現在もLB級刑務所に住む「美達(みたつ)大和(やまと)」という人物が、
自著「刑務所で死ぬということ?無期懲役囚の独白」を贈ってくれた。

見ず知らずの人である。

LB級刑務所とは……刑期10年以上の長期受刑者をL級。悪質な罪状、あるいは再犯受刑者をB級。
つまり、この道?の頂点に君臨する刑務所。全国の矯正施設77カ所のうち、LB級は7カ所しかないらしい。

その頂点の刑務所に住む人物からのプレゼント? ちょっと身構えてしまった。

でも、読み出してみると理論的で、分かりやすい。何よりも文章が「愛情」に満ちている。「外に出るのが怖い囚人」というクダリは意外だった。

長期刑であればあるほど、娑婆(しゃば)に思いをはせ、出所が決まれば大喜び、と思っていたが「出所=慶事」ではないという。

「出所したくない、外に出るのが怖いと涙ぐむ囚人を何人か見ている」という。

出所しても……家族がいない、頼れる人がいない。それに、カネがないが致命的。
所持金は刑務作業に対して支払われる(10年以上務めて)20万?50万円程度。これを使い切ると、
行くところがないから「無銭飲食」で刑務所に戻ってくるケースが大半だという。

そこまで読んでいたら……テレビで「大阪ミナミで、新潟刑務所を出たばかりの男が男女2人を殺害した」というニュース。
まるで、この本の内容を証明する事件が起こった。

暴発した動機は……「住み家もなければ、仕事もない。生きていくにはどうしたらいいか考えるうちに自殺を思い立ったが、死にきれず、
人を殺せば死刑になれると思った」。この男は通り魔になってしまった。

メディアは「精神鑑定が必要」と言うが、それ以上に考えさせられるのは「出所したけれど生きていられない現実」である。(>>2-3へ続く)

毎日新聞 2012年06月19日 東京夕刊
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