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消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に対し、
民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力は了承に徹底抗戦した。
だが、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」は造反に踏み切らない公算が大きい。
中間派が総崩れになれば、小沢系は容赦なく除籍処分を下される可能性がある。
行き場を失う恐れのある小沢系は一気に先鋭化した。
「あなたに一任していない!」
18日夜、都内のホテルで行われた政策調査会合同会議。約300人が出席する中、後方にいた小沢系幹部、
東祥三元内閣府副大臣はマイクを受け取ると、ひな壇にいる前原誠司政調会長に近づき一喝した。
「これでは自民党への全面降伏だ」「両院議員総会で多数決で採決しろ」…。
噴き出す3党合意への異論。前原氏は「一任をお願いしたい」と繰り返したが、その声は「幹事長を出せ。
おまえが出る幕じゃない」などの怒号にかき消されていった。開始から約3時間後、輿石東幹事長は前原氏と連絡をとり
「一呼吸おいたほうがいい」と述べ、18日中の了承を見送るよう指示した。
この日は紛糾したとはいえ、批判の声を上げた多くは小沢系。そこにはこのままでは孤立しかねないとの焦りがうかがえる。
当初、小沢氏は中間派を巻き込み反対勢力の拡大を狙った。しかし、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた
最低保障年金創設などは撤回を免れ、経済成長率「名目3%、実質2%」の努力目標も削除されなかった。
厚労族やデフレ脱却を求める議員などの中間派は造反の「大義」を見失った。
旧民社党系の田中慶秋副代表、鹿野道彦前農林水産相を支持する中山義活元経済産業政務官ら中間派グループ幹部は18日、
「3党合意は重い」との認識で一致した。中山氏は「一定の方向に行かざるを得ない」と賛成を示唆した。
小沢系から徐々に距離を置く中間派。小沢系は態度を一層硬化させた。
「欠席なんて論外だ!」
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