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今月15日に逮捕された高橋克也容疑者。偽名で勤務していた川崎市の建設会社の社員寮から逃亡して2日目の同5日、
横浜市鶴見区の眼鏡店で眼鏡を購入する際に両手を握って「グー」にした状態で顧客カードを記入していたことが18日、判明した。
指紋の付着を恐れたものとみられる。
警察の追跡を意識した行為なのか、それとも17年間の逃亡生活で育まれた無意識の習慣なのか…。
克也容疑者は、指紋の付着を避けるためと考えられる「グーでペン書き作戦」を敢行していたことが明らかになった。
京浜急行鶴見駅前にある眼鏡店の男性店員(57)によると、眼鏡を作るため5日に来店した克也容疑者は、
氏名や住所を記入する顧客カードを渡されると、ボールペンを持つ右手と紙を押さえる左手を拳状にしながら書いた。
紙やテーブルに触れたのは、拳の側部のみ。指紋を付着させることを恐れたものとみられる。
本来、ものを書く手は筆記具を指で軽く支え、紙を押さえる手は手のひらを乗せるのが自然。
それだけに、店員は「変な書き方をするなぁ~と思ったことを覚えています。名前を書く時も
見えないようにしながら書いていましたし…」と述懐する。克也容疑者は氏名欄に「吉田新一」との偽名を用い、
生年月日も「昭和38年3月26日(実際は昭和33年4月26日)」と5歳もサバ読んでいた。
店員によると、克也容疑者は5日午前10時30分頃、物音ひとつ立てずに入店し、
購入する眼鏡(フレーム7000円、レンズ3000円)を即座に決定。両目の視力は0・06だったが、
なぜか来店時に眼鏡は着用していなかった。実際は54歳だが、茶色い縁の若者向けの眼鏡を掛けると
「40代後半くらいに見えました」(店員)。人当たりは良く、むしろ好印象を与えたというが、
眼鏡を受け取ると瞬時に退店したようだ。
逮捕後に「高橋容疑者が眼鏡を購入した店」と報道されて以降、
図らずも同店の売り上げは3~4割増。新規の客が訪れる他、
以前からの顧客が再訪するケースも多いようだ。
しかし、克也容疑者が着用したモデルは1本も売れていない。
男性店員は「さすがに抵抗はあるのではないでしょうか」と話していた。
ソース:スポーツ報知
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