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“懸賞金1000万円”が懸けられていた高橋容疑者が逮捕され、警察の報奨金制度に注目が集まっている。
一連のオウム真理教事件特別手配犯は、すべて逮捕されたが、ほかにも
報奨金が懸けられた事件は残っており、警察庁は情報提供を呼びかけている。
オウムの特別手配犯で、唯一、逃亡を続けていた“1000万円の賞金首”高橋容疑者は、
市民の通報が逮捕に直結した。教団関連事件では、同じく懸賞金がかけられていた菊地直子容疑者も、
すでに3日に逮捕されており、一連の教団関連事件は大きな節目を迎えた。だが、警察庁では、
オウム事件以外にも懸賞金をかけた事件を指定しており、情報を募っている。
懸賞金は、「捜査特別報奨金」と呼ばれる。重要凶悪事件の被疑者検挙のための情報を、
広く国民から募るべく、2007年から制度を実施。金額は上限1000万円。事件によっては、
被害者の関係者らが私的な懸賞金をかけているケースもあり、金額はそれぞれ異なる。
警察庁がホームページで「広告」として情報を募集している事件は18件。2000年の大みそかに
東京・世田谷区で宮沢みきおさん一家が殺害された事件には、公的、私的なものを合わせて
1000万円の報奨金が告示された。10年に博多湾内などで女性会社員のバラバラ遺体が連続して見つかった事件には、
300万円がかかっている。オウム事件のように指名手配犯に報奨金がかけられているケースもある。
情報提供が検挙に結び付いた場合、警察庁次長を委員長とする捜査特別報奨金審査委員会に、
警察庁長官が諮問し、支払い手続き等を決定する。1000万円がかけられていた
市橋達也被告による英国人女性殺害事件では、4人に報奨金が支給されている。
(2012年6月17日06時03分 スポーツ報知)
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