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2012年6月13日、ブッディスト・カレッジ・シンガポールの紀贇(ジー・ユン)准教授は
「メード・イン・チャイナはいかに悪名を脱するか」について考察した。
シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。以下はその概要。
数年前、私は興味深い現象に気づいた。多くの中国人が中国製の漢方薬をわざわざシンガポールで購入しているのだ。
中国よりも30%以上高いにもかかわらずである。理由は、シンガポールの品質検査基準が厳しいため、
販売されている製品の品質が保証されているからだという。
「中国製」の問題は、品質の高い製品が製造できないことではなく、粗悪な製品を抑制できないことにある。
多くの人は中国製品の粗悪さの根本原因を民族性や宗教性に求め、高品質を誇るドイツや日本と比較する。
この二者がまったく無関係だとは言わないが、少なくとも決定的な要因ではなく、制度の構築こそがポイントだと私は考える。
多くの人は知らないと思うが、1907年以前、「ドイツ製」は今日の「中国製」と同様の評判だった。しかしそれ以降、
ドイツ人は非常に細かい法律・法規や品質基準、認証システムを制定し、さらに品質管理機構を構築してきた。
その結果、ドイツ製品はわずか数十年の間に過去の汚名を返上し、第二次世界大戦前には名声を博するようになった。
日本についても同様で、日本車が世界制覇を果たした過程を思い起こせばすぐに理解できる。
そして今日、「韓国製」も過去の低レベル製品のイメージをすでに脱している。
ソース Record China 6月16日(土)18時24分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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