12/06/15 15:58:56.79 0
・先日紹介した「子供たちだけじゃない!ファイルの無許可ダウンロード罰則化はオトナも危険」に
関連する情報だ。本日、午前9時から開始された衆議院文部科学委員会、案件「著作権法の一部を
改正する法律案(180国会閣64)」において、いままでITライフハックで何度も取り上げてきた、無許可
ダウンロードの刑罰化、いわゆる違法ダウンロード刑罰化について委員会の全会一致で可決され、
午後の衆議院本会議に上程、そのまま賛成多数で可決された。
これで参議院本会議を通過すれば、スマホユーザーやPCユーザーであれば、嫌疑さえかければ
晴れて誰でも引っ張ってこれる法律が誕生することがほぼ決まった。
著作権を侵害している音楽データや録画データを、著作権を侵害していることを承知の上で
ダウンロードした者には、2年以下の懲役や200万以下の罰金が下されることになる。
音楽業界としては、最高2年の懲役または、200万円の罰金とは、割に合わないだろうから一定の
抑止になり、引いては音楽CDの売り上げが回復すると見込んでいるのだろう。これで音楽CDの
売り上げが回復しなかったら、今度は何の問題にするのだろうか興味深い。
テレビ(一部アニメ除く)もまったくといっていいほど見ず、好きな音楽もあまりない筆者にとっては、
この法律で受ける影響は皆無に等しいが、非常に残念な結果になったと思っている。
衆議院文部科学委員会の内容はすでに衆議院TVインターネット審議中継のアーカイブで
見ることができるので「6月15日」、「文部科学委員会」で検索して内容をチェックして
みるといいだろう。中には寝ているように見える人もいて、どういった雰囲気の中で審議されたのかが
理解できる。正直、見ていて気分の良いものではないということだけお断りしておく。
URLリンク(itlifehack.jp)
・改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の
範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、
ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、
施行されれば今後は違法になる。(抜粋)
URLリンク(www.itmedia.co.jp)