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京都府亀岡市で児童ら１０人が車にはねられ死傷した事故で、
京都家裁（谷口真紀裁判官）は１４日、道交法違反（無免許運転）教唆の非行内容で
送致された車の所有者の少年（１９）について、検察官送致（逆送）とする決定をした。
決定によると、少年は事故前日の４月２２日未明、遊び仲間の
土木作業員（１８）＝保護処分＝が無免許であることを知りながら、
運転を依頼し、車を貸したとされる。谷口裁判官は
「反省しているが、事故は予想外との気持ちもある。
現実逃避的な姿勢を改めるには、保護処分よりも
刑事責任に向き合わせて自覚させる必要がある」と指摘した。
この事故で逮捕された少年６人のうち、逆送となったのは
事故時に運転していた少年（１８）に続いて２人目。
他に２人が中等少年院送致の保護処分が決定している。【田辺佑介】
毎日新聞 2012年06月14日 21時36分
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