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鬱病患者が急増する中、医療機関などで復職支援(リワーク)のプログラムが広がっている。厚生労働省の調査では、
鬱病などを含む気分障害の患者は推計で、平成8年は43・3万人だったのが20年には104・1万人と、12年間で2・4倍。
鬱病は、いったん復職しても再休職する例も多く、再発予防が大きな課題となっている。(油原聡子)
◆会社を疑似体験
メディカルケア虎ノ門(東京都港区、五十嵐良雄院長)は17年、復職支援専門のリハビリテーション施設を国内で初めて開設した。
昨年12月末までで、597人が復職支援プログラムを終了し、585人が復職。復職者の再休職率は半年で6割といわれているが、
終了者の就労継続率(推計値)は1年後で81・5%、2年後は70・1%だという。
リワークプログラム(デイケア)は週2日(半日と1日)から始まる。自分の病気を理解し、集団生活に慣れるのが目的だ。
会社生活と同じように午前8時半に始まり、週5日安定して通えるようになると、企業と復職について相談。早い人で6カ月程度だという。
保健師など専門スタッフのもと、仕事で想定されるチームを組んで作業に取り組むなど、
復職後に想定される事態に対応できる力を身に付ける。
福島南事務長は「同じ病気の仲間がいることで、復職へのモチベーションも保てる」と話す。
産経新聞 6月14日(木)12時12分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
(続)