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○【東日本大震災】石巻・大川小地区で2遺体発見 「ようやく帰ってこられてよかった」
東日本大震災の津波で児童・教職員84人が死亡、行方不明となった大川小学校があった
宮城県石巻市大川地区で13日、不明者とみられる2遺体が発見された。震災発生から
1年3カ月。発見の糸口となったのはボランティアらの活動だった。
大型サルベージ船が水中から黒い乗用車を引き揚げると、車内後部に2遺体が確認された。
車の所有者の親族らは泣きながら抱き合い、線香を手向けた。
宮城県警河北署などによると、遺体は車の所有者とみられ、車内にあったサンダルや腕時計
などが親族によって本人のものと確認された。今後、歯形などから身元確認を行う。
大川地区でほぼ完全な状態の遺体が発見されたのは、昨年10月19日以来。発見のきっかけは、
今も被災地で活動を続けるボランティアによる捜索だった。
遺体は今月10日、被災地で不明者の潜水捜索などを行うNPO「DSP災害支援プロジェクト」の
メンバーが発見、警察に届け出ていた。
大川地区では、石巻市立大川小学校の児童4人、教職員1人を含む40人が行方不明のままだ。
同小4年生だった、鈴木巴那(はな)さん=当時(9)=の捜索を続ける祖母(72)らも引き揚げを
見守った。引き揚げられた車は、震災前日に巴那さんがそろばん教室から送ってもらった車
だったといい、祖母は「ようやく帰ってこられてよかった。巴那も早く戻ってきてほしい」と目をうるませた。
☆写真:
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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□ソース:産経新聞
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