12/06/14 09:50:12.88 tI9xX0350
我々日本人は平均1.5mSv/Yを日常的に内外から自然被ばくしている。
世界ではイランのように最大10.2mSv/Yも被ばくしているところもある。
外部被ばく量20mSv/年以下なら「癌や遺伝子異常の影響」は許容範囲といってもいいだろう。
ただし低線量の外部被ばくでも不可解な突然死や健康障害は発生している。
最も甘い見積もりの閾値説でも数10mSv/Y以上からはリスクと認め、
次に甘い見積もりのホルミンス説でも数mSv/Yまでなら健康だが、それ以上はリスクを認めている。
最も合理的とされICRPにも採用されているLNTでは癌や遺伝子異常の確率的影響が100mSv/Yで0.5%とされ、
わずかな被ばくであってもリスクは被ばく量に比例して上昇するとされている。
LNT説では過小評価とする学説もある。
臓器や特定部位へ直接作用する内部被ばくの影響は外部被ばくの最大20倍といわれている。
特に汚染地域の子供は食べ物に注意する必要がある。
楽観はできないが、現状では必ずしも危険とまではいえない。
問題は、最善でも百年単位で現状維持という原子炉の状況だろう。