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約40年にわたってヒマラヤ各地を歩いた弘前市の元登山家・根深誠さん(65)が、現地で
謎の生物とされる「イエティ(雪男)」の正体はチベットヒグマだ-とする調査結果を
まとめた著書「イエティ」(山と溪谷社、税込み2100円)を、15日に出版する。
10年間の調査を経て2003年に日本で初めて雪男ヒグマ説を発表した根深さんは
「雪男の正体のほか、雪男像が捏造(ねつぞう)されていった歴史をたどる本でもある。
この本が雪男の謎の結論にならざるを得ないと思う」と語った。
日本山岳会会員の根深さんは1994年から2003年まで、ブータン、チベット、ネパールなどで
現地住民へ丹念な聞き取り調査を行った。
根深さんによると、雪男をさす「イエティ」はネパール・クーンブ地方に住むシェルパ族の呼び名で、
「メテ」「テモ」「メギュ」など地域によって呼び名は違う。
根深さんは、現地の人が「メテ」と言って見せた写真がヒグマだったことや、「メテ」と
呼ばれた頭部と前足がヒグマだったことなど現地の証言から、03年、雪男の正体は
チベットヒグマだと本紙に発表した。
著書の中で根深さんは、現地住民が日本の雪男探検隊に雪男の毛皮を売りにきたが、
探検隊はヒグマのものであると言って取り合わなかった話や、同探検隊の一人、
大塚博美さんが雪男の足だと言われ預かったものを、隊長を務めた小川鼎三さんが鑑定したところ、
ヒグマの足と判明しながら、公表しなかった秘話も紹介している。
[東奥日報]2012年6月13日(水)
URLリンク(www.toonippo.co.jp)
著書「イエティ」を手に持つ根深さん
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