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オウム真理教による地下鉄サリン事件で、殺人容疑などで逮捕された菊地直子容疑者(40)が、
高橋寛人容疑者(41)(犯人隠匿容疑で逮捕)と同居を始めた後、
「空き巣に2回遭い、300万円を盗まれた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。
指紋採取を恐れ、警察には届け出なかったという。
捜査関係者によると、菊地容疑者は2007年春、
特別手配中の高橋克也容疑者(54)と暮らしていた川崎市幸区のマンションを出て、
東京都町田市のアパートで高橋寛人容疑者と同居を始めた。
菊地容疑者はこの際、2人で働いてためた約1500万円の中から、
700万円を「自分の分」として持ち出した。
菊地容疑者はこの700万円を銀行に預けず、自宅に保管していたが、
高橋寛人容疑者と2人で旅行に出かけている間に空き巣被害に2度遭い、
総額300万円を盗まれたと説明。警察に届けなかった理由については
「犯人の指紋と区別するために自分の指紋を採取されると、
特別手配犯だとばれると思った」と供述しているという。
読売新聞 6月13日(水)14時42分配信 菊地容疑者、町田潜伏中に空き巣で300万盗難
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