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高橋克也容疑者が逃走直前まで潜伏していた川崎市内の社員寮の部屋からは、チベット仏教など
宗教色の強い本が複数見つかった。オウム真理教に直接つながる本は見つかっていないが、
警視庁は、宗教への依存心が残っている可能性もあるとみて関心を寄せている。
捜査関係者によると、部屋に残されていた本は約30冊。一般的な小説や漫画に交じって、文化人類学者の
中沢新一氏によるチベット仏教の解説書のほか、タイトルに「呪術」「夢見」「体外離脱」「死後体験」などの
言葉が含まれる本が数冊あった。古書店などで購入したとみられる。
チベット仏教をめぐっては、教団元教祖の麻原彰晃死刑囚(57)=本名・松本智津夫=らが、過去に信者獲得に
利用したことがある。ただ、高橋容疑者の部屋に、教団関係の書籍がなかったほか、宗教的な儀式を行って
いたような形跡はなかった。
約10年間、一緒に逃亡生活を過ごした教団元幹部の菊地直子容疑者(40)は「ビールを飲みながら、
よく本を読んでいた」と供述。会社の同僚も「高橋容疑者はほとんど人付き合いをせず、読書ばかりしていたのが
印象に残っている」という。
一方、麻原死刑囚や教団について、昨年末に出頭した教団元幹部の平田信被告(47)は「信仰心は
相当前に捨てた」、菊地容疑者も「信仰心はだんだん薄れていき、今はまったく信じていない」と供述している。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)