12/06/12 23:43:11.74 P
○日本海のメタンハイドレート 県が予備調査を開始
井戸敏三知事は11日、兵庫県沖の日本海で次世代エネルギー資源と期待される
「メタンハイドレート」の予備調査を始めたことを明らかにした。シンクタンクの
独立総合研究所(東京・青山繁晴社長)と共同で実施。井戸知事は「資源が
あるかを確認するための第一歩で、大いに期待したい」と述べた。
メタンハイドレートは、天然ガスの主成分のメタンが低温高圧の環境で水と結合
したシャーベット状の固形物質。「燃える氷」とも呼ばれ、深海底などにある。
燃焼時の二酸化炭素の排出量が少なく、次世代エネルギーとして期待が
高まっている。
調査は県の漁業調査船「たじま」を使用。水産資源を調べる航海の一環として、
既に1度、香住沖百数十キロの海域で魚群探知機を使って埋蔵場所を探した。
井戸知事は調査結果について「(埋蔵の)確認はできていないが、海底から
あぶくの塊が出ているところがあり、重点的に再調査する」とした。
一方で、井戸知事は「問題はどれほどの資源があるかだ。技術面も含め課題は
多く、まず資源の確認に向けた調査を行っている」とした。今週も調査しており、
同研究所を中心に分析を進める予定。
□ソース:神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)