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陸上自衛隊の訓練の中でも最も過酷とされる「レンジャー訓練」が12日都内で行われ、小銃を持った隊員たちが、
住宅街などを行進しました。
この訓練が市街地で行われるのはおよそ40年ぶりだということで、一部の住民からは反対の声も上がっています。
レンジャー訓練は、戦闘技量の向上を目的に陸上自衛隊の各部隊で2か月余りの期間をかけて行われているもので、
12日は、陸上自衛隊第1師団に所属する隊員がその一部の「行進訓練」を都内で行いました。
参加した隊員17人は午前9時前、板橋区内の河川敷に到着し、陸上自衛隊の教官の先導で7キロほど離れた
練馬駐屯地に向けて行進を始めました。
隊員たちは顔に迷彩を施し、小銃を持って住宅街などを行進しましたが、陸上自衛隊によりますと、
小銃に弾は装てんしていないということです。
レンジャー訓練は、自衛隊の演習場や駐屯地のほか人が少ない山林などを使って行われることが多く、
都内の市街地で行われるのはおよそ40年ぶりだということで、今回の訓練をめぐっては一部の住民から
「大きな不安を感じる」などと反対の声も上がっています。
練馬区の69歳の女性は「このあたりで銃を持った自衛隊員が歩いているのを見たことがないので、映画の撮影でも
しているのかと思いました。銃やナイフは怖いけど自衛隊員が持つのは仕方ないことだと思います」と話していました。
また、練馬区の商店街で葬儀店を営む46歳の男性は「この近くを戦車で通られたら困るが、有事などの際に自衛隊が
銃を持つことを考えれば、小銃やナイフを持って行進することに問題はないと思う。土地勘を養うためにもこうした訓練を
定期的に行ってもいいと思う」と話していました。
一方、板橋区の商店の女性従業員は「自衛隊の大切さはよく分かりますが、こうした市街地を銃を持って歩くことには
賛成できません」と話していました。
陸自レンジャー訓練 市街地で - NHK首都圏のニュース
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