12/06/12 12:14:44.66 0
■安全、でも食べちゃ駄目?
神奈川県の学校給食で使用予定だった同県産の冷凍ミカンから先月、国が決めた基準値以下の放射性セシウムが検出された。
この影響で、横浜市は6、7の両月、鎌倉市は年度内の使用をそれぞれ取りやめた。検出された数値は基準値を大幅に下回るが、
両市は「安心のため」と説明。しかし、「科学的根拠に基づかない独自の判断での使用中止は、
子供たちが放射性物質について正しく理解することの妨げになる」との声も上がっている。(平沢裕子)
◆子供にどう説明
検出された放射性セシウムは、横浜市で1キロ当たり3・2~11ベクレル、鎌倉市で同8・1ベクレル。
国は野菜や果物は同100ベクレル以下を基準値としており、検出された数値はこれを大幅に下回る。
横浜市の林文子市長は「基準値を大きく下回り、健康上の問題はなく、安全であることを確認した」としながらも、
「学校給食の特性を踏まえ、子供に配慮し、保護者からの不安の声を受け、判断した」とコメント。しかし、
小学3年の子供を持つ母親は「安全と言いながら使わないというのを子供にどう説明すればいいのか。
そのミカンはどうなるのか、業者への対応にいくらかかるかなど、中止による影響も一緒に説明してほしい」と憤る。
鎌倉市教委は「安全であることは理解しているが、複数回提供するので児童への影響を考えて中止を決めた」と説明する。
だが、基準値ぎりぎりの数値の食材を毎日食べ続けても体への影響がないとされており、
基準値を大幅に下回るものを給食で複数回食べる程度なら健康には全く問題がないといえる。
この点について、同市は「不安の声が寄せられており、安心のため」とする。
産経新聞 6月12日(火)11時54分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
(続)