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東京電力福島第1原発事故で、福島県双葉町から宮城県に避難している住民12人が11日、
東電に計約1億7千万円の損害賠償を求め、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに
和解の仲介を申し立てた。弁護団によると、県外避難者による集団申し立ては、東北地方では初めて。
申し立てたのは4家族12人で、兼業農家の男性(61)らが「原発事故で米作りができなくなった」
などとしている。
弁護団は、ほかの宮城県への避難者や宮城県南部の観光業者などから約10件の相談を受けており、
順次和解仲介の申し立てをする方針。
東北ではほかに、福島県から山形県に避難した住民らが今月中の集団申し立てを予定している。
▼MSN産経ニュース [2012.6.11 16:33]
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