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4月14日に開通した新東名高速道路と、ジャンクションでつながっている東名高速を悪用し、
不正に安い料金で「周回走行」したことを報告する書き込みがインターネット上で相次いでいる。
中日本高速は対策に乗り出しており、「不正通行を検知するシステムがあり、必要に応じて正規の料金を請求する」としている。
「新東名ループで200円」、「東名川崎→新東名→東京で350円」
インターネットのブログや掲示板には、不正通行を報告する書き込みが少なくない。いずれも、
新東名と東名を連絡路などを使ってループ状に走行し、出発地点の近くに戻ってくる周回走行を報告する内容だ。
高速道路の料金は、走行した距離に応じて支払うのが原則で、1キロあたり約25円が課金される。
2通りのルートがある場合は最短距離で計算するが、実際の走行距離が
最短距離の2倍を超えたら、係員に走行経路を申告し、正規料金を支払う必要がある。
申告しない場合は不正通行となり、割増金として正規料金の3倍を請求される。
悪質な場合は道路整備特別措置法によって30万円以下の罰金が科せられる可能性もある。
中日本高速は「自動料金収受システム(ETC)で迂回走行を検知できるが、件数は明らかにできない」とし、
通行券を利用する場合も、「通行時間が不自然に長い場合はバーが開かなくなることがある」と説明する。
さらに、最短距離の2倍を超えるルートで走った場合は、出口の料金所で、
係員に実際のルートを申告するようホームページなどで呼びかけている。
新東名のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に設けられた
商業施設「ネオパーサ」には開通1か月で593万人が来場した。
「新東名高速自体が観光地」(県文化・観光部)との声もある。
真新しい道路を走ること自体が目的のドライバーも多いとみられ、
周回走行を報告する複数のサイトでも、ドライブを楽しんだ様子がうかがえる。
(2012年6月10日09時21分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)